岡崎良介オフィシャルサイト

2月29日~3月4日 主要経済指標まとめ

2/29~3/4の主要経済指標をまとめました。

 

◆先週のマーケット動向(概要)

週初めの日本株式市場は為替の円安などから上昇して始まったものの、その後は円高の一服や中国株の下落を背景に売られる展開となった。
ただ水曜日には前日の米国経済指標の改善を交換した米国高や原油価格
の下げ止まりを背景に大きく上昇し前週末比プラス5.1%の17,015円で取引を終えた。
米国では、月曜日の米国株式市場がシカゴPMIなどの指標の悪化を受けて下落してはじまったものの原油価格の上昇や金曜発表の雇用統計をこうかんし上昇に転じた。前週末比プラス2,2%の17,007ドルで週を終えた。

 

◆主要経済指標(2月29日~3月4日)

・1月鉱工業生産指数(2月29日)
1月の鉱工業生産指数は前月比+3.7%と、3か月ぶりのプラスになり、市場予想も上回った。一方で生産予測調査では減産見込みがあり、2016年度も個人消費は伸び悩むとみられることから在庫調整の一巡後も生産の回復ペースは緩慢なものになるとみられる。
 
・1月新設住宅着工件数(2月29日)
1月新設住宅着工件数は前月比+1.5%と2か月ぶりにプラスになった。利用関係別に見ると、貸家が前月比マイナス0.8%に対し、持ち家が+6.8%に上昇し全体を持ち上げた。2016年度以降は2017年4月の消費増税を控えた駆け込み需要により、改善がみられると思われる。
 
・10-12期法人企業統計(3月1日)
10-12期法人企業統計では売上高が前期比マイナス1.6%、4四半期連続の減収・経常利益についてもマイナス1.5%と2四半期連続の減収となった。業種別では製造業がマイナス13.5%の減益、非製造業がプラス5.1%の増益となり、製造業の大幅減益が目立った。これまでは円安効果が収益の押し上げに寄与してきたが、その効果が薄れてきた為と思われる。今後については、輸出の伸び悩みや個人消費の回復力の弱さもあり、低調な推移になるとみられる。
 
・1月個人消費関連統計(3月1日)
1月の家計調査によると2人以上世帯の消費支出は実質ベースで前年比マイナス3.1%と市場予想を上回るマイナス幅となった。原油価格価格の下落により、、家計の実質購買力が改善される一方で2016年の春闘では 多くの企業がベアには慎重に対応する可能性が高く名目賃金の伸び悩みが続くとみられており、個人消費の持ち直しペースも鈍いものになりそうだ。
 
・1月雇用関連統計(3月1日)
1月の完全失業率は3.2%と前月より0.1%低下した。ただ、依然として雇用形態の職種の偏りが続いており、雇用の質の改善は遅い。全職種平均でみると緩やかな上昇にとどまるものと思われる。
 
 
<米国>
・2月シカゴ購買部協会景気指数(2月29日)
2月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は47.6と2か月ぶりに低下、市場予想も下回った。活動の拡大縮小を表す分岐点である50っを2か月ぶりに下回り、生産活動の落ち込みを示唆する結果となった。
 
・1月建設支出(3月1日)
1月の建設支出は前月比プラス1.5%と2か月連続で増加し2007年10月いらいの高水準となった。今後も回復傾向で推移するとみられる。
 
・2月ISM製造業景況指数(3月1日)
2月ISM製造業景況指数は2か月連続で上昇し市場予想も上回った。
 
・1月貿易収支(3月4日)
1月の貿易赤字は2か月連続で赤字幅が拡大した。輸出額は4か月連続の減少。新興国の景気後退懸念やドル高による影響がみられる。
 
・2月雇用統計(3月4日)
2月の非農業部門雇用者数は前月比プラス24.2万人と増加幅が2か月ぶりに20万人を超え、市場予想も上回った。年明け以降の

最近の記事

2017年12月15日
12/18(月)~12/24(日)岡崎良介出演情報
2017年12月8日
12/11(月)~12/17(日)岡崎良介出演情報
2017年12月1日
12/4(月)~12/10(日)岡崎良介出演情報
2017年11月24日
11/27(月)~12/3(日)岡崎良介出演情報
2017年11月20日
11/20(月)~11/26(日)岡崎良介出演情報
2017年11月2日
11/6(月)~11/12(日)岡崎良介出演情報
2017年10月19日
10/23(月)~10/29(日)岡崎良介出演情報
2017年10月13日
10/16(月)~10/22(日)岡崎良介出演情報
2017年10月10日
10/9(月)~10/15(日)岡崎良介出演情報
2017年10月2日
10/2(月)~10/8(日)岡崎良介出演情報
セミナー・講演依頼はこちら

プロフィールイメージ

Profile:岡崎良介プロフィール

1983年慶応大学経済学部卒、伊藤忠商事に入社後、米国勤務を経て87年野村投信(現・野村アセットマネジメント)入社、ファンドマネジャーとなる。93年バンカーストラスト信託銀行(現・ドイチェ・アセットマネジメント)入社、運用担当常務として年金・投信・ヘッジファンドなどの運用に長く携わる。2004年フィスコ・アセットマネジメント(現・アストマックス投信投資顧問)の設立に運用担当最高責任者(CIO)として参画。2012年、独立し現職。

著書

「フリーランチ投資家になろう」「これから10年 長期投資のロードマップ」(以上、ダイヤモンド社)、「相場ローテーションを読んでお金を増やそう」「新衰退国・ニッポンを生き抜く マネーの鉄則」「超円安時代に稼ぐ投資術(鈴木一之氏との共著)」(以上、日経新聞出版社)、「ゾーン投資で相場に乗ろう!」(日本実業出版社)

DVD

「投資家に告ぐ これから10年のロードマップ」「景気回復の兆し ニュースから考えるトップダウン・ボトムアップ戦略(鈴木一之氏との共作)」(以上、パンローリング社)

最新著書

最新版 相場ローテーションはこう動く