岡崎良介オフィシャルサイト

3月7日~3月11日 主要経済指標まとめ

3/7~3/11の主要経済指標をまとめました。

 

[日本]
週初の日経平均株価は利益確定売りなどにより、心理的節目の17,000円を割り込んで始まった。
火曜日の午前は為替の円高を嫌気して売り込まれたものの、午後には円高が一服したことで買い戻された。
水曜日は円高や原油安を背景に寄付きから売られ、一時16,500円を下回ったがその後は上昇に向かい、木曜日も円高の一服や原油価格の反発を受けさらに上昇。
金曜日は欧州」中央銀行(ECB)のドラキ総裁が政策理事会後の記者会見で追加緩和の可能性を否定したことに嫌気され、寄付きに大きく下落したものの、ECBの追加緩和の効果を冷静に評価する動きが広まったことで午後にかけて上昇し、週を通して前週末からほぼ横ばいの16,939円で取引を終えた。

[米国]
月曜日の米国株式市場は原油価格の反発を受けて上昇して始まった。
火曜日は中国の輸出が市場予想を上回ったことが嫌気され、寄付きから売られその後も横ばいとなったものの、木曜日にはECBが追加緩和を発表したことを受け上昇に転じた。
ECB理事会後の記者会見でドラギ総裁が追加緩和の可能性を否定したことで下落する場面もあったが金曜日には前週末比プラス1,12%の17,213ドルで取引を終えた。

 

<主要経済指標>

◆1月景気動向指数(3月7日)
1月の景気動向指数は3月ぶりの上昇となったが、鉱業生産統計の予測では2月は大幅減産予定のため、内閣府の判断は「足踏みを示している」が据え置かれた。

◆1月経常収支(3月8日)
1月の経常収支は5,208億円と19か月連続の黒字となり、黒字幅は前年同月の1018億円から拡大した。今後は、原油安や国内最終需要の伸び悩みを背景に輸入の伸びが抑制されることで、貿易収支は黒字化する月が増えるとみられる。

◆2月景気っウォッチャー調査(3月8日)
2月の景気をウォッチャー調査では、足元の基調判断が「緩やかな回復」から「このところ弱さがみられる」に下方修正された。マイナス金利の影響が日銀の狙いとは裏腹に、家計や企業の景況感の大きな下押し要因となっている様子がうかがえる。株式市場の混乱は一服したがマイナス金利をめぐる混乱の影響はしばらく続くと思われる。

◆2月全国企業倒産状況(3月8日)
2月の全国企業倒産状況では、倒産件数が2月としては4年ぶりに前年を上回ったものの低水準にとどまった。中小企業の経営環境は今後も厳しい状況が続くとみられており、倒産件数は低水準が続くものとみられている。

◆ECB政策理事会(3月10日)
欧州中央銀行(ECB)は10日の政策理事会でリファイナンス金利、限界貸出金利の増などを発表した。今後はECBは政策効果を見極めるために当面様子見姿勢をとるものと思われる。

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Profile:岡崎良介プロフィール

1983年慶応大学経済学部卒、伊藤忠商事に入社後、米国勤務を経て87年野村投信(現・野村アセットマネジメント)入社、ファンドマネジャーとなる。93年バンカーストラスト信託銀行(現・ドイチェ・アセットマネジメント)入社、運用担当常務として年金・投信・ヘッジファンドなどの運用に長く携わる。2004年フィスコ・アセットマネジメント(現・アストマックス投信投資顧問)の設立に運用担当最高責任者(CIO)として参画。2012年、独立し現職。

著書

「フリーランチ投資家になろう」「これから10年 長期投資のロードマップ」(以上、ダイヤモンド社)、「相場ローテーションを読んでお金を増やそう」「新衰退国・ニッポンを生き抜く マネーの鉄則」「超円安時代に稼ぐ投資術(鈴木一之氏との共著)」(以上、日経新聞出版社)、「ゾーン投資で相場に乗ろう!」(日本実業出版社)

DVD

「投資家に告ぐ これから10年のロードマップ」「景気回復の兆し ニュースから考えるトップダウン・ボトムアップ戦略(鈴木一之氏との共作)」(以上、パンローリング社)

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